知りたい!冷え性対策

冷えは万病のもと!冷え性が招く不調と体を温める4つのコツ

2017年11月24日 

手足がいつも冷たい、一年中寒さを感じるといった「冷え性」は、多くの女性が抱える悩みの一つ。冷え性を「体質だから」と諦めたり、軽く考えがちですが、実は「冷えは万病のもと」。放っておくと、さまざまな不調につながりかねません。そもそも冷えはなぜ起こり、どんな不調を招くのでしょうか。ここでは冷え性の原因とともに、体を上手に温めるための4つのコツもご紹介していきます。

冷えはなぜ起こる?

大きな原因の一つは自律神経の乱れ

体調不良の女性冷え性の大きな原因の一つは、体温調節を担っている自律神経の乱れ。自律神経は暑いときは血管を広げて血流を増やし、熱を放出する一方、寒いときは血管を縮めて熱を逃さないようにすることで、体温を調節しています。ところが、食生活の乱れやストレスなどによって、自律神経のバランスが崩れると、体温調節機能がうまく働かなくなり、血行が悪化して、冷えが生じてしまうのです。

 

 

女性は冷え性になりやすい

冷え性の女性一般的に冷え性は男性よりも女性に多くみられる症状です。その理由は主に2つあります。まずひとつは、女性は男性よりも筋肉量が少ないこと。熱は筋肉によって生み出されるため、筋肉量が少ないとその分つくられる熱の量も減り、冷えやすくなります。
そしてもうひとつ、女性は月経などの影響で血液が不足しがちだったり、血流が滞りやすいことも影響しています。血液によって熱は全身に届けられますが、血行が悪いと体の隅々まで熱が行き渡らず、冷えを招く原因になるのです。

 

 

 

冷えが招くさまざまな体の不調

体温が下がると免疫力や代謝が低下するため、さまざまな不調が起こりやすくなります。冷えが関係して起こる主な症状には、次のようなものがあります。

肩こり・腰痛

肩こり_女性

体が冷えて血行が悪化すると、慢性的なこりや痛みが生じる原因になります。

 

 

 

胃腸の不調

胃痛_女性

冷たい飲食物などの摂り過ぎで胃腸が冷えると、その働きが鈍くなり、胃のもたれや痛み、下痢、便秘が起こりやすくなります。

 

 

 

不眠

不眠_女性眠りに入る前、私たちの体は体温を上げて熱を放つことで眠気が訪れる仕組みになっています。体が冷えていると、この放熱がうまくいかず、寝つきが悪くなるなど不眠につながります。

 

 

かぜ・アレルギー

かぜをひいている女性

体が冷えて免疫力が低下すると、ウイルスの影響を受けやすくなり、かぜなどの感染症やアレルギー疾患にかかりやすくなります。

 

 

 

肌トラブル

肌あれ_女性冷えによって血行が悪くなると、老廃物の排出が滞って皮膚のターンオーバーが乱れ、肌荒れやシミ、シワ、乾燥、吹き出物などの肌トラブルの原因になります。

 

 

むくみ・太りやすい

太った女性体が冷えると血液やリンパ液の流れが悪化し、老廃物や水分の代謝を滞って、むくんだり、太りやすくなります。

 

 

 

生理痛・生理不順

生理痛_女性

体が冷えて骨盤内の血流が悪化すると、生理痛の痛みが強まったり、生理不順などを招く恐れがあります。

 

 

 

 

体を上手に温める4つのコツ

冷えを防ぐために日常生活で気をつけたいポイントは次の4つです。

食事は体を温めるものを中心に

スープ冷たいものを避け、常温以上のものを食べるようにしてください。食べ物の選び方にも気をつけ、体を温める性質を持つ「陽性食品」を積極的に摂るようにすると、さらに効果的です。

 

関連:食べて冷え性を改善!体を温める食事のコツ6つ

 

運動で熱を生み出す力をアップ

ウォーキングする女性筋肉量が増えると熱を生み出す力が高まり、冷えの予防につながります。ウォーキングやストレッチなどはもちろん、階段を使う、家事で体を動かすなど、日常生活に運動を積極的に取り入れるようにしましょう。

 

 

 

ストレスや睡眠不足に気をつける

眠る女性ストレスや疲れ、睡眠不足は自律神経を乱れさせ、冷えを引き起こす一因に。ストレスや疲れをためないようにし、十分な睡眠をとるように心がけましょう。

 

 

 

 

入浴などで体を温めて血行促進

入浴する女性血行を促進するためには、ぬるめのお湯(38~40℃)につかるのが効果的。また、カイロや湯たんぽなどを使ってお腹まわりや下半身を温めると、全身の血流がよくなって、体が冷えにくくなります。

 

 

 

冷え性対策は、体の外側と内側の両方から体を温めたり、熱をつくる力を高めることが肝心です。今回ご紹介した4つのポイントを押さえて体を冷えから守り、不調を改善しましょう。

 

<参考>
エステー くらしにプラス「冷え性の原因を”温活”で撃退!カイロ活用法に、ぽかぽか食生活も」(http://www.st-c.co.jp/plus/season/2014_12/)
オムロン ヘルスケア 健康コラム・レシピ「vol.140 『冷え』は万病のもと。温かい体で冬を乗り切ろう」(http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/topics/140.html)
クラシエ 漢方セラピー「冷え症」
(http://www.kracie.co.jp/ph/k-therapy/product/symptom/cold_constitution/)
厚生労働省 ヘルスケアラボ「冷え」
(http://w-health.jp/woman_trouble/cold/)
第一三共ヘルスケア 手足の冷え(冷え症)の症状
(https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/11_teashinohie/)
ツムラ 冷え症(冷え性)(http://www.tsumura.co.jp/kampo/nayami/hieshou01.html)
ツムラ 漢方ビュー「どうして冷え症になりやすいの?」
(https://www.kampo-view.com/woman/mechanism/hieshou.html)
テルモ テルモ体温研究所「『冷え性』はなぜおこるか?」
(http://www.terumo-taion.jp/health/hiesyo/01.html)
ベルメゾン 冷えとり日和365
(http://monthly.bellemaison.jp/reg/hietori365/hietori365_index.html)
養命酒製造 養命酒NEWS「冷えは病気のサイン」(http://www.yomeishu.co.jp/sp/health/mibyou_prevention/hie_sign/)

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